【CVE-2025-20130】Cisco ISEにて任意ファイルアップロードの脆弱性
概要
- 発行日:2025-06-04
- 該当CVE ID:CVE-2025-20130
- CvSSv3スコア:4.9 (Medium)
脆弱性の概要
- CVE-2024-20130
Cisco Identity Services Engine(ISE)のWeb管理UIにて
ファイルアップロード時の入力検証の不備により、
認証済みユーザーが任意のファイルをアップロードできる問題。
悪用されると、管理UI経由で任意コードの実行が可能。ISE上での操作が奪取される恐れあり
≠未認証攻撃ではないが、影響範囲は深刻
影響を受ける製品
認証済みかつ特定権限を持つ管理ユーザーによるアクセスを条件とし、下方のバージョンに影響
- Cisco ISE 3.1.x、3.2.x、3.3.x 系列(Patch適用前の全バージョン)
- ISE Passive Identity Connector 使用環境も同様に対象
対処法
- 修正済みバージョンへの移行
- ISE 3.2 Patch 7、ISE 3.3 Patch 2/3 など(パッチ含む最新版)
→ 今すぐアップグレード or パッチ適用を推奨
下方のURLを参考にしてください。
Cisco Identity Services Engine Arbitrary File Upload Vulnerability
ワークアラウンド(回避策)
- なし
レスポンスマトリックス
Cisco.com の「Cisco サポートおよびダウンロード」ページでは、ライセンスとダウンロードに関する情報を提供しています。
このページでは、My Devices ツールをご利用のお客様のデバイスサポート範囲も確認できます。
関連リンク:Cisco Identity Services Engine Arbitrary File Upload Vulnerability
最後に
- ITに関するご相談やご依頼はこちらのGoogleFormから!
→https://t.co/lNWmSw5mpM
(担当SEがご対応いたします)
- 弊社の公式X(旧Twitter)が開設しました!フォローしていただけると最新の脆弱性情報や
中の人の日常投稿などが見れます!
→https://x.com/esunekk
初回執筆:2025年6月24日