【CVE-2017-6736 ~ CVE-2017-6741】Cisco IOS および IOS XE ソフトウェアにおける SNMP リモートコード実行の脆弱性
概要
- 発行日:2017-06-29
- 更新日:2025-07-30
- 該当CVE ID:CVE-2017-6736 ~ CVE-2017-6741
- CvSSv3スコア:High
脆弱性の概要
- CVE-2017-6736 ~ 6741
- 脆弱性内容
複数の脆弱性(計7件のCVE)により、特別に細工されたSNMPパケットを介してリモートからコード実行(RCE)が可能となる。
攻撃成功時、攻撃者は root権限で任意コードを実行可能。
SNMPコミュニティストリングまたは SNMPv3 認証情報を知っていれば、外部からの攻撃が成立。 - 更新内容
最新の Version 1.11 では、新しいMIBの除外推奨が追加されました
Show snmp mibで有効/無効を確認するのではなく、詳細設定の確認が必要である旨の注記も強調されている。
影響を受ける製品
- Cisco IOS および IOS XE の多数のリリース(詳細は公式アドバイザリの「Affected Products」参照)
- SNMP が有効なすべての設定が対象(デフォルト無効)
対処法
- Cisco からの修正済みソフトウェアリリースにアップグレードするのが最善策。
- 対象機器とリリースによって異なるため、Cisco Security Advisory ページの「Fixed Releases」セクションで確認が必要。
- 回避策はあくまで「暫定措置」であり、完全な防御にはパッチ適用が必須。
ワークアラウンド(回避策)
- なし
レスポンスマトリックス
詳細はCiscoの公式のサイトを参考にしてください。
最後に
- ITに関するご相談やご依頼はこちらのGoogleFormから!
→https://t.co/lNWmSw5mpM
(担当SEがご対応いたします)
- 弊社の公式X(旧Twitter)が開設しました!フォローしていただけると最新の脆弱性情報や
中の人の日常投稿などが見れます!
→https://x.com/esunekk
初回執筆:2025年8月4日