【CVE-2025-20281,20282】Cisco Identity Services Engineの認証されていないリモートコード実行の脆弱性
概要
- 発行日:2025-06-25
- 該当CVE ID:CVE-2025-20281
- 該当CVE ID:CVE-2025-20282
- CvSSv3スコア:10.0(Critical)
脆弱性の概要
- CVE-2025-20281
Cisco Identity Services Engine(ISE)およびCisco ISE Passive Identity Connector(ISE-PIC)の複数の脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が、基盤となるオペレーティングシステムでrootユーザーとしてコマンドを発行する可能性。
- CVE-2025-20282
この脆弱性は、ユーザ指定の入力の検証が不十分であることに起因。攻撃者は、巧妙に細工されたAPI要求を送信することにより、この脆弱性を不正利用する可能性。
このアドバイザリは、下方のURLを参考にしてください
影響を受ける製品
Cisco ISEおよびISE-PICリリース3.2以前には影響なし、下方のバージョンに影響
- CVE-2025-20281
この脆弱性は、デバイスの設定に関係なく、Cisco ISE および ISE-PIC リリース 3.3 以降に影響します。Cisco ISE および ISE-PIC リリース 3.2 以前には影響しません。 - CVE-2025-20282
この脆弱性は、デバイスの設定に関係なく、Cisco ISE および ISE-PIC リリース 3.4 にのみ影響します。Cisco ISE および ISE-PIC リリース 3.3 以前には影響しません。
対処法
- 修正済みバージョンへの移行
下方のURLを参考にしてください。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-ise-unauth-rce-ZAd2GnJ6
ワークアラウンド(回避策)
- なし
レスポンスマトリックス
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最後に
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初回執筆:2025年6月26日