Cisco Identity Services Engine の RADIUS サービス拒否の脆弱性

概要

  • 発行日:2025-5-21
  • 更新日:2025-5-21
  • 該当CVE ID:CVE-2025-20152
  • CvSSv3スコア:8.6 (High)

脆弱性の概要

  • CVE-2025-20152

RADIUSメッセージ処理に脆弱性があり、未認証のリモート攻撃者がDoS(サービス拒否)攻撃を引き起こす可能性があります。

原因:特定のRADIUSリクエストの処理不備

影響:攻撃者が細工した認証リクエストを送信し、ISEを再起動させる可能性

影響を受ける製品

  • Cisco Unified Intelligence Center
  • Packaged Contact Center Enterprise(Packaged CCE)
  • Unified Contact Center Enterprise(Unified CCE)
  • Unified Contact Center Express(Unified CCX)
  • ISE 3.3以前→影響なし
  • ISE3.4→3.4P1移行で修正済み
  • RADIUS認証を有効にしたCisco ISE(デフォルトで有効)

なお、TACACS+のみ使用の構成は影響を受けません

対処法

  • ソフトウェアアップデート公開済み

ワークアラウンド(回避策)

  • 特になし

レスポンスマトリックス

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関連リンク:https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-ise-restart-ss-uf986G2Q

初回執筆:2025年5月28日